私が編集委員を担当した『新老年学 第3版』が,東京大学出版会から出版されました。宣伝冊子には,「基礎生物学,老年医学,老年社会学,高齢者支援危機・技術を総合した最新老年学のエンサイクロぺディア」とあります。240名の執筆者による全面書き下ろし,B5判2224頁,本体価格4万円というボリュームです。
 お気軽にお買い求めくださいとはいえませんが,ご関心をお持ちいただけたら幸いです。編集委員として私が担当した項目(執筆者)は,
「経済学からのアプローチ」(岩本康志)
「貯蓄・資産」(菅万理・チャールズ・ユウジ=ホリオカ)
「貧困・消費」(大竹文雄・小原美紀)
「年金」(高山憲之)
「その他の所得保障」(駒村康平)
です。執筆者の皆様,どうもありがとうございました。

 ちなみに,同書第2版は東京大学出版会の売上高No.1だそうです。部数で見ると他にベストセラーがありますが,単価が高いためです。この価格でそこまで売れるということは,医療関係市場の力強さを感じます。

(参考)
『新老年学 第3版』(東京大学出版会)
http://www.utp.or.jp/bd/978-4-13-066406-6.html