日本経済学会新型コロナウイルス感染症ワーキンググループ(以下、WG)による「新型コロナウイルス感染症に関する研究」サイトの文献リストを6日に、更新しました。これで4回目の更新になり、前回より46本の専門論文が追加され、合計175本が掲載されています。他に更新を停止した一般記事55本も掲載されています。
 このサイトの位置づけについては、「日本経済学会『新型コロナウイルス感染症に関する研究』サイトを開設しました」での説明を繰り返すと、新型コロナウイルス感染症に関する経済学的研究について日本経済学会員の研究成果を紹介し、経済学の知見を新型コロナウイルス感染症対策に活かすための活動をすることを目的としています。
 一般記事の扱いについては、「『新型コロナウイルス感染症に関する研究』文献リスト(第4版)更新」の説明をご覧ください。

 WGがJapanese Economic Review誌の特集号の編集にかかっていたこともあり、更新の間隔が少し伸び、5か月振りの更新となりました。今回は、この週末に開催される秋季大会に合わせて更新しました。
 専門論文はもともと分野別に整列していますが、ページ内の文献が増えてきたので、画面トップのナビゲーションから各分野に飛ぶことができるようにしました。
 全体として研究が少し落ち着いてきたという印象をもちますが、それでも多数の新しい研究が発表されています。また、以前に未刊であった文献の学術雑誌への掲載も増えています。WGの人力による情報収集では手に負えず、学会員からの情報提供に多くを依存しています。今回も多数の情報を提供いただいたことを感謝いたします。

(関係する過去記事)
「日本経済学会『新型コロナウイルス感染症に関する研究』サイトを開設しました」

「『新型コロナウイルス感染症に関する研究』」文献リスト(第4版)更新」

「Introduction to the special issue “The Impacts of COVID-19 on the Japanese Economy”」

「Introduction to the special issue “SIR Model and Macroeconomics of COVID-19”」